お菓子づくりを勉強してみたいけど、どうしたら良い?
そんな質問をいただくことがあります。
独学で本から配合などを調べ、自分で実際に作ってみる。そしてその配合や製法を改善していく、気の遠くなるような方法で習得した有名な職人もいます。
一番多いケースとしては、自分のやりたい分野に近い店に就職して会得する方法があります。
昔はほとんどこの方法しかなかった、いわゆる修行ですね。
最近では民間などの菓子学校(調理学校の菓子科など)で勉強して職に就く方法が一般的です。
ただし、民間の学校はカリキュラムや設備も多彩で授業時間も長いため、それ相応の授業料は必要です。
年間100万円以上は珍しくありません。
そこで私が個人的にお薦めするのが、まず菓子(食品)関係の職について夕方から学校に通って勉強するという方法です。
そんな都合の良い学校があるの?と思われるでしょう。
あるんです、週3日間程度夕方5時半から9時まで学科と実技を集中講義してくれます。
愛知県職業訓練校の「愛知県菓子技術訓練校」です。
もちろん勤め先の協力と支援は絶対に必要ですが、すでに約45年の間に1000名以上の卒業実績がありますので菓子関係職場でも理解度は高いです。
まだメリットは他にもあります。
・実技の講師は現役の愛知県下繁盛店の店主が自ら教えてくれます。
それも得意分野をそれぞれ担当していますので、大変勉強になります
・お菓子の科学的な知識も専門分野ごとに一流の講師陣が分かり易く解説します
・少数精鋭(1年間約15名~25名)ですのできめ細かい指導が受けられます。
・修学旅行(神戸・京都の有名店工場などの見学)や研修を通して、同じ志を持つ仲間ができます。
・和菓子と洋菓子の併用教育ですので、これからのボーダーレス時代(和洋折衷)に両方の基礎知識は魅力的です。
さらに私が特にお知らせしたいのが、授業料です。
民間の何分の一の費用で受けられますので、費用対効果は良いと思います。
実は私もここを仕事をしながら卒業して、その後16年ほど運営委員を担当していますので内容については自信を持ってお薦めします。
詳しくは下記までお問い合わせの上、
入学案内などをお取り寄せ願います。
連絡先 名古屋市西区新道町2-15-17
愛知県菓業会館内
「愛知県菓子学園協議会」
電話 052-561-2488 担当 山本まで
(受付可能時間 月・水・金 10:00~16:00)
公式サイト https://www.aichi-kashigakuen.jp/
(参考)平成27年度修学旅行 7月8日・9日
京都・神戸方面
(石田老舗、俵屋吉富、エーデルワイス、ツマガリ他)